呪術廻戦 238話完全顕現宿儺絶望的な強さ雷神の最後虎杖＆日車タッグ登場

こちらの記事は呪術廻戦238話のネタバレを含みます。

前回のラストはこちらです。

宿儺には反転術式以外に1度きりのみ、肉体を修復する術がある。それは意図的に中断していた。受肉による変身の再開である。顕現する真の御形。

出典：ジャンプ＋呪術廻戦より引用完全顕現両面宿儺芥見下々集英社

詳しい前回の記事はこちら。

呪術廻戦 237話『雷神』鹿紫雲一術式解放『幻獣琥珀』怒涛の攻撃両面宿儺ついに完全顕現こちらの記事は呪術廻戦237話のネタバレを含みます。前回のラストはこちらです。天晴れだ五条悟。生涯貴様を忘れることはない...

あらすじ

完全体の宿儺を前に鹿紫雲はX線を利用し両面宿儺の解析を始めた。鹿紫雲の前に映ったのは”完全無欠”掌印を結んでいても両の手が空手となる。心肺に負担をかけず呪詞の詠唱を絶え間なく続ける。腕と口が常人の倍あるということは呪術師にとってこれ以上ない優位性となり、加えて宿儺はこれだけの異形の肉体を持ちながら一切の身体機能を損なっていない。

出典：ジャンプ＋呪術廻戦より引用完全体両面宿儺芥見下々集英社

この肉体と「神武解」「飛天」の両呪具を駆使し藤原北家直属”日月星進隊””五虚将”を殲滅し天使を含む安武家の精鋭と菅原家余党で編成された”涅漆鎮撫隊”を退けている。ああ、なんて…ここまで…なんて…美しいんだ宿儺のあまりの凄さに感動する鹿紫雲。
鹿紫雲の攻撃は完全体宿儺に止められ、残った２本の腕でそのまま反撃。ッツッツッアァ！があっ‼波動を出すカシモ。”龍鱗””反発””番いの流星”宿儺の腹の口が詠唱をする。避けろよと上の口がカシモに警告する。

出典：ジャンプ＋呪術廻戦より引用鹿紫雲vs両面宿儺芥見下々集英社

『解‼』避けきれないまでも間一髪カイモは腕の一部を持っていかれただけで致命傷を避ける。これが五条悟を終わらせた…世界を断つ斬撃。

出典：ジャンプ＋呪術廻戦より引用芥見下々集英社

俺に愛を説いた阿呆がいてな。ソイツ曰く俺は愛を知らんと。同格が不在の為孤独であると。いわんとしていることは分かるが、”知らん”と言われると些か心外ではある。貴様らは知らんというより理解できていない…か。と宿儺はカシモに言う。

何が言いたい。強かったのだろう？と宿儺はかしもに雷撃を放つ。避けた所に先回りしていた宿儺背後から両腕を捕らえ残りの腕でノーガードのボディに打撃を叩き込む。ボグッという鈍い音、更に追撃、そのまま投げ飛ばす。反撃しようとするカシモ。だが目の前に迫ってくるのは格子状で放たれた世界を断つ斬撃！

出典：ジャンプ＋呪術廻戦より引用鹿紫雲の最後芥見下々集英社

カシモの過去回想。生前の年老いたカシモの姿。多くの猛者たちが貴様に挑んだはずだ。全身全霊でな。ソイツらは必ずしも貴様を呪ってはいなかった。貴様に認められたい。自分が何者なのかを確かめたい。そして貴様らはそれらを手ずから屠った。

どう他者と関わり慈しむのかと問うたが、これが慈愛でなくて何だというのだ。俺たちは強いというだけで愛され、愛に応えている。それでも尚、孤独を憂うから贅沢者だと言ったんだ。アンタはそれで満足か？じゃあなんで魂を切り分け呪物となってまで時を渡った？

理解した上で断言できる。愛など下らん。他者に満たしてもらおうなど考えたこともない。食らいたいときに食らう。目障りならば殺す。面白ければ遊んでやるだけだ。俺は俺の身の丈で生きているに過ぎない。それを測れないのは俺以外の連中の問題だ。…飽きるだろ？とカシモが聞き返す。存外。人間の味は多種多様で刹那的でな、死ぬまでの暇つぶしとして啜る分には丁度いい。