呪術廻戦 236話南へ五条悟死亡現代最強の術師衝撃の敗北最高の笑顔雷神出撃！

こちらの記事は呪術廻戦236話のネタバレを含みます。

前回のラストはこちらです。

今回は衝撃的な回だったので前回の記事も画像付きで多めに振り返っておきます。

指向を絞らず自身も巻き込む無制限の「茈」…の割にはダメージに差が出たね。やっぱ自分の呪力ってのが大きいのかな、結果オーライ。遠隔の「茈」もアドリブにしては上出来でしょ、（はじめての自爆です）と言う五条

黒閃で反転術式の出力を取り戻した五条に対し、治癒も鈍くマコラを失い展延での徒手空拳もままならないダメージを負った宿儺。これって。ああ。五条の勝ちだ。”最強”の戦跡新宿に刻む‼

出典：ジャンプ＋呪術廻戦より引用五条悟芥見下々集英社

先週はここでおしまいです。

詳しい前回の記事はこちら。

呪術廻戦 235話人外魔境新宿決戦13 摩虎羅撃破五条の覚悟完全詠唱の無制限！虚式・茈炸裂摩虎羅撃破　完全詠唱虚式・茈...

あらすじ

236話南へ
場面は五条の回想学生時代。や。学生服の夏油が微笑みかける、五条も学生服ベンチに座って会話が始まる。うっわ。失礼だな人の顔をみるなり。ざけんな最悪だよ。生徒に言っちまったじゃねーか。死ぬときは独りだって、頼むから俺の妄想であってくれよ。

出典：ジャンプ＋呪術廻戦より引用芥見下々集英社

いいじゃないかどっちだって。よくねえよ、父親のことも…。…まあそっちは祥子に頼んだしいっか。どうだった呪いの王は。いやマジでつえーわ。しかも宿儺は全力出し切ってねえってんだ。あっちに恵の十種がなかったとしても勝てたか怪しい。君にそこまで言わせるとはね。ちょっと申し訳なさすら感じているよ。？孤高の侘しさは誰よりも共感できるつもりだ。みんな大好きさ寂しくはなかったでもどこかで人としてというより生き物としての線引きがあったのかな。

花を咲かせることも愛でることもできる。でも花に「自分を分かってほしい」なんて思わないだろ。鍛えた肉体に身につけた技術磨き上げたセンスや場当たりの発想と瞬発力全てぶつけた。宿儺には全部伝えたかった、伝わって欲しかった。絶対的な強者、それ故の孤独あなたに愛を教えるのは…万の宿儺に言った言葉が蘇る。五条は拳をにぎり見つめ、…楽しかったな。とつぶやく。

出典：ジャンプ＋呪術廻戦より引用五条悟芥見下々集英社

宿儺は僕に全てをぶつけることができなかった。そこを申し訳なく思うよ。…妬けるねぇでも君が満足したならそれで良かったよ。…満足ね。背中を叩いた中にお前がいたら満足だったかもな。…ははっ。

とにかく僕を殺すのが時間や病じゃなく僕より強い奴で良かったよ。椅子の反対側には後輩が座っている。どこの武将ですか。到底現代人とは思えない思考だ気色悪いと七海が言う。あぁ？まあだからこそ私よりは長生きできたんでしょうけど。誤差の範囲だよ‼五条さんと七海は‼と灰原がにこやかに言う。

昔夏油さんに言ったんですよ。もう五条さん1人で良くないですかって。あなたは呪術を生きるため何かを守るために揮うのではなくて、ただひたすら自分を満足させるために行使していた変態でしたから。と七海が言う。心を見透かされたと思い驚き焦る五条。

七海！それはみんな思ってたけど言わなかったことだよ‼と笑顔で灰原が付け足す。ちょっと灰原お前の方がムカつく。すみませーん。まあその肌感は当たっていたわけですが。さっきはっきり自分で言ってたもんねえと夏油も続く。あなたらしい最後でしたよ。肯定はしませんが同情はします。と七海らしいものいい。

そりゃどうも…オマエはどうだったんだよ。いやーそれが僕がでしゃばってしまって…呪いが人を生かすこともある。呪術がそうであるように。

以前冥さんにおすすめの移住先を聞いたときにいわれたんです。「新しい自分になりたいなら北へ」「昔の自分に戻りたいなら南へ行きなさい」私は迷わず南国を選んだ。そんな後ろ向きな私が最後に未来に賭けたんだ。悪くない最後でしたよ、灰原にも感謝してる。と七海も満足そう。どうもどうもと灰原も嬉しそう。そっか…と五条は思いふけった顔をしている。

学長ー‼呪術師に悔いのない死なんてないんじゃなかったんですかぁ⁉と夜蛾学長に叫ぶ五条。その顔はまさに学生の頃の笑顔で溢れている。夏油もつられて笑っている。笑顔で話している天内理子と黒井さん。これが僕の妄想じゃないことを祈るよ。

出典：ジャンプ＋呪術廻戦より引用芥見下々集英社

場面は現代に戻り五条の身体が真っ二つ。上半身のみで倒れ空を見上げている五条。摩虎羅による適応は一度攻撃を受けると緩やかに解析が始まり時間経過によって完成する。その間更に攻撃を受ければその時間が加速する…一度適応した呪術も決して解析を完結することなく更なる適応を続けるのだ。宿儺がネタバラシを始めた。

出典：ジャンプ＋呪術廻戦より引用五条悟死亡芥見下々集英社

俺が摩虎羅に求めていたのは”手本”だ。俺が貴様の不可侵を破る為の”手本”。はじめ貴様の不可侵に適応した摩虎羅は不可侵を中和無効化するように自らの呪力を変質させていた。それは俺にはできないことだ、だから待った。俺にあった不可侵の適応を。

二度目の適応は期待通りのものだった、あれは俺のように斬撃を飛ばしたわけではない。あれは術式対象の拡張だ。術式対象を五条悟ではなく空間、存在世界そのものまで拡張し斬る。不可侵など関係なく、その空間、世界に存在する限りその空間ごと存在を分断される。至難の技ではあったが実に良い手本だった。天晴れだ五条悟。生涯貴様を忘れることはないだろう。ととても嬉しそうに宿儺はと下半身だけの五条に話しかけている。